変貌するディスプレイの先端動向と将来展望

SID日本支部は1975年に設立され、今年2025年は50年目となります。
この間、多くのディスプレイ関係者の努力によって成し遂げられた技術進歩のおかげで、今や携帯電話、パソコン、タブレット、薄型テレビ等は私たちの生活にとって欠かせなくなりました。そして現在も、将来に向けた新しいディスプレイ技術が生み出されようとしています。
本講演会では、1970年代初頭の黎明期と言われた頃から現在までの開発について、4回の講演会で振り返ってきました。

・第一回:FPDの始まり
・第二回:バックプレーン技術~アモルファスから酸化物まで~
・第三回:ディスプレイの大画面化
・第四回:ディスプレイの高精細化およびマイクロディスプレイ技術

そして最終回となる第五回では最近注目されている次世代FPD技術や今後のディスプレイ技術開発の展望についてご講演していただく予定です。奮ってご参加下さい。

なお、SID非会員の方でも参加可能で、一年目の年会費が無料となります。

概要

日時2025年7月11日(金) 10:00~18:00
開催方式
ハイブリッド:現地+オンライン(Zoom Webinar)
         ※講演の録画は禁止させていただきます。
会場機械振興会館 (東京) 研修2号室(地下3階)
予稿集WEBページよりダウンロードいただきます。
また希望者には印刷版を販売いたします(先着50名)
主催SID日本支部

プログラム

10:00~10:05オープニング荒井 俊明
(SID日本支部 特命委員)
10:05~10:50SFから現実へ:空中ディスプレイ技術とその応用展望山本 裕紹
(宇都宮大学)
10:55~11:40放送メディアの未来リビジョンとディスプレイ技術藤崎 好英
(NHK技研)
11:40~12:40昼休憩
12:40~13:25量子ドット最新技術&市場動向(TVからIT/車載へ)佐々木 洋和
(昭栄化学)
13:30~14:15薄膜トランジスタデバイスの開発動向中村 卓
(ジャパンディスプレイ)
14:20~15:05熱活性遅延蛍光材料の精密分子設計と高性能OLEDへの展開安達 千波矢
(九州大学)
15:05~15:15休憩
15:15~16:00低コスト・高精細OLED、QLEDを実現する産業用インクジェット装置の開発吉田 英博
(パナソニックプロダクションエンジニアリング)
16:05~16:50テクノロジーハードウェア全体とディスプレイ業界の行方中根 康夫
(みずほ証券)
16:55~17:40次世代ヒューマンインターネットインターフェース創成への挑戦天野 浩
(名古屋大学)
17:45~18:00閉会挨拶水﨑 真伸
(SID日本支部 特命委員)
(敬称略)  * 講演順・講演タイトルは変更される可能性があります。

参加費用

SID会員 3,000円、SID非会員 19,000円、学生 無料

  • 参加費は消費税を含みます。
  • 入金後のキャンセルは手数料が発生します。講座テキストのダウンロードリンクまたはZoom Webinar IDのの配布(7/9の予定)以降はキャンセルできません。
  • 企業に所属している社会人博士課程の学生は、社会人としてのお申し込みとなります。
  • SID非会員の参加者は自動的に一年間のSID会員資格が得られます。

【会員特典】

  • ディスプレイ技術に関連する論文誌 Journal of SIDやSID Symposiumの前年までのDigest paper を無料で閲覧できます。
  • Display Week、IDW、Euro Display等の国際会議や、サマーセミナー、IDW tutorial 等の会議に会員料金で参加できます。
  • ディスプレイ情報誌Information Display Magazineを無料で受け取れます。

申込方法

お問い合わせ

SID日本支部 セミナー事務局 (日和サービス㈱内) 担当:麻生
E-mail:info@sid-seminar.org 〒297-0035 千葉県茂原市下永吉170